前回のコマンドライン編ではプログラミング的な要素はなく、既にあるコマンドを使ってデータをどのように加工していくかだけど、今回はシェルでプログラム的なことをしていこうかと思う。
でも、ここで何かものを作るのではなくシェルの制御文とか基本的なことをサンプルシェルとして作っておこうと思う。
毎日シェルを使っているわけでもないので、いざ使うときに忘れちゃってることが多いので備忘録的なものを作っておこうと思ってたし。。
bash編と言っているけど、ここで記載するのは基本的なことくらいなのでBシェル系の「sh」「bash」「ksh」「zsh」でも使えると思う。(一部機能は除いて)
シェルについて
シェルには幾つか種類があり、ここで使っているサンプルは下記のBシェル系と言われているもので動くようになっています。
※zsh,ksh,shはインストールの必要あり。DebianとかUbuntuでは例の「apt-get install (シェル)」でそれぞれインストールする。
- sh = Bourne シェル
- ksh = Korn シェル
- bash = Bourne Again SHell
- zsh = Z シェル
サンプルシェルについて
以下のサンプルシェルは「bash」「sh」「ksh」「zsh」で共通で使えるものを書いてみたけど、
「sh」でselect文は使えない。でも他の構文は普通に使えると思う。
実行時に必要になるファイルもサンプルシェル内で作成して、実行後には削除するようにしているので、お気軽に試してみるのもいいかと思う。
先頭行にある「インタープリタ指定」の部分を変更して「ksh」とか「sh」にしてみると色々試せる。
※「sh」に変更して実行するとselectのところで落ちるよ!
#!/bin/ksh |
ここからがサンプルシェル。
で、実行結果は以下のようになる。 ———————————————-
./bash-smp.sh |
.