400mlの水が沸騰するまでにかかる時間と消費した燃料を計測してみました。
CfStoveシリーズのアルコールストーブは500mlの湯が沸かせることを最低条件にしています。
これを満たさない物は試作品から先には進まず消えていきます。
今回の計測は400mlの水を沸かした後どのくらいの燃料が残るかを確認してみます。
アルコールストーブは静寂性、携帯性、堅牢性等のスタイルで選ぶものと思います。
火力の強さや湯沸かしの速さはどんなに頑張ってもガスやガソリンバーナには勝てません。
(アルコールの熱量はガソリンの熱量の半分くらいしかな無いようです。)
アルコールストーブを作製している私自身も早く湯を沸かしたい時はガスやガソリンバーナを使います。
アルコールストーブは速さを求めるのもではなく、ゆったりとした時間を楽しむものだと思います。
前置きが長くなりましたが、計測します。
計測方法
ストーブに燃料を入れて燃焼前の重量を計測
沸騰したら火を消して燃焼後のストーブの重量を計測
水温は測っていませんが9月下旬(東京)午後13時の水道水400ml
使用したクッカーは「Trangiaケトル0.6L」
※蓋、火力調整蓋は外し、本体のみの状態
構成
五徳はアルコールストーブの燃焼効率を左右する重要なものなのでストーブに最適化されたものを使用します。
①CfStoveの火力調整蓋を外したフルオープン時。
五徳:CfStove.Climber
②CfBurner
五徳:CfStove.Climber
③CfStove.XLargeの火力調整蓋を外したフルオープン時。
五徳:CfStove.Camper
④Trangiaアルコールバーナ
五徳:トランギア純正T3
CfBurner(NEW)
CfBurnerの火力を更に上げたものを作成しました。
副室内部はカーボンフェルト以外の特殊な加工をしています。ここは何個も試作を作り燃焼試験を繰り返しています。(ここで言ってしまうとまた真似してメルカリとかで売り出されてしまうので言えませんが・・)
上記と同様の条件で計測
消費燃料:11g、沸騰までの時間:6分20秒
CfStove.Climberギャラリー
CfStove.Camperギャラリー