前回、前々回と、カーボンフェルトアルコールストーブの作成を掲載してきましたので、
今回はCfStove(カーボンフェルトアルコールストーブ)の使用方法と特徴について記載します。
まずは、アルコールストーブについて僕が思っている良い所、悪い所をあげてみます。
目次
アルコールストーブの良い所
・アルコール燃料はガス缶が使えない極寒地でも使用可能。
・液体燃料なので燃焼後はゴミが出ず、装備も軽くなる。
・ガス系もそうですが調理器具に煤がつかない。
・燃焼時に音がしないのでゆっくり、まったりの時間を楽しめる。
アルコールストーブの悪い所
・輻射熱によってアルコールが沸騰し、気化ガスが燃焼する(副室加圧式アルコールバーナの構造はこれを利用している)ので、
熱くなればなるほど燃料の気化が進み火力の制御が難しく必要以上に燃料を消費してしまう。
・どんなに頑張ってもガス系よりも火力が弱い。
と、、扱いが単純ではない所が男のロマンを感じます。
CfStoveの特徴
・火力調整が可能
できるだけ火力を絞った状態を維持することで、約45分間くらい燃焼します。
お茶や、コーヒの保温や、低火力での調理(チーズフォンデュやおでんの保温、熱燗、缶詰の温め)ができます。
上記「良い所、悪い所」に述べているように、温める対象が沸騰するほど熱くなれば輻射熱で燃焼が過度に進んでしまうので火力調整が難しくなります。
・最大火力での燃焼
CfStoveはアルミ缶のフタを外して最大火力で使うことが出来るように
設計(ステンレスメッシュでカーボンフェルトを包み込んで圧縮)しています。
お湯を早く沸かしたい時は下記写真にようにフタを外しての使用が可能です。
・軽くてコンパクト
・サイズ:高さは2.7cm、重さ約21グラム
(残念ながらそのままではエスビットポケットストーブには収納できません。。)
フタを外した状態であればエスビットポケットストーブに収納できます。
・燃料の容量
・燃料の容量:適正容量は25ml
注意:容器としては30mlは入ってしまいますが、いっぱいまで入れると輻射熱での過度な燃焼が起きてしまう可能性があります。