Windows XPのサポート終了なので、少しLinuxの話とセキュリティー。(Debian、Uubuntu)

Windows XPのサポート終了なので、少しLinuxの話とセキュリティー。(Debian、Uubuntu)

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Windows XPのサポート終了によってLinuxに乗り換える方もいると思うので、少しLinuxの話をしてみようかと思います。
(僕に出来る話はたかが知れてますけどね。。)
Linuxディストリビューションの基本と言えるのは次の3つ「Debian」「slackware」「RedHat」になります。
これらから派生して様々なディストリビューションが出てきているわけです。

「ディストリビューション」とは、
Linuxは想像しているとおり、とっても難しいのです!。マジでムズイんデス!、。頭のいい人たちが一生懸命になって作り上げてきたものを自由に使っていいよ!。と言われても誰もが簡単に使えるわけがないのです。
そして、単にLinuxといえばカーネルの部分を指します。カーネルは名の通り「中核」であり、これを取り巻くように各種ドライバ、各ソフトウエアを実装してOSになります。
これを全て自分で選んで作っていくのはトッテモタイヘンです。
でも、大丈夫でえーーす。これを簡単に使えるようにデザインして、ソフトウエアをパッケージングして、更にメンテナンスしやすいように仕組みを作って、操作しやすいように作り上げているのがディストリビュータです。

Linuxはとても自由度が高いというか、どういじろうと自由なので、どのようなOSにしたいのか、どういう用途に使うのか、思うように変更できるので多種多様なディストリビューションがあります。

自分の周りに限った話になりますが、一般企業の基幹システムでLinux使う場合、「RedHat Enterprise」が多くなっているようですが(少し前はHPかAIXで、たまにSorarisとかのUNIXだった)、個人ユーズではDebian派生系が多いと思います。
僕自身も十数年前からLinuxを使ってきて当初はRedHatを使っていたのですが、FedoraCoreが出てきたあたりからなんとなく離れていき、Debian系に移行してきました。
下記の「Linux派生図」を見ると「Debian」はとても重要なディストリビューションであることがわかると思います。

Linux派生図

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/1b/Linux_Distribution_Timeline.svg

 

そして、Windows XPの話になりますがXPをそのままネットワークに繋いで使うのはアブナイ(※1)です。 もうそのPCを使わないという選択は勿体無いので、勢いでLinux入れちゃう!ってのはどうでしょう。。

XPを使ってたPC、シングル又はデュアルコアのメモリ2Gくらい?となると最新のLinuxデスクトップ環境を使うのは厳しいと思うので下記のDebian系のUbuntuから派生した軽量Linuxの「Lubuntu」、「Xubuntu」とかであればサクサク動くのではないかと思います。

 

Lubuntu
http://lubuntu.net/

http://lubuntu-japan.jimdo.com/ (Lubuntu 日本語情報サイト)

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Xubuntu
http://xubuntu.org/

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WindowsからLinuxに変えても、ネット上には多くの情報があるので、困った時はGoogle先生に聞けば答えは見つかると思います。

 

(※1)どうして「アブナイ」のか
①XPにはもうセキュリティーパッチがされなくなるということは、セキュリティーホールからそのPCへ侵入されることになります。
②XPとWindows Vista、7、8、又はLinuxが同じLAN上にあり共有フォルダ等にアクセス可能な状態になっている↓
③侵入されたPCとファイル共有しているXP以外のWindows、又はLinuxの共有を許可しているファイルが丸見えになる=ファイル取り放題
④更に乗取られたXPからXP以外のWindows、又はLinuxをゼロデイアタックし、乗取られる=家庭内LANに繋がっているPC全て乗取られる。パスワード、カード番号見放題。Amazonで勝手に買い物されちゃうかも。
⑤乗取ったPCから外部(他人)を攻撃
みたいな感じ。最悪なケースだけどあり得る。

 

 

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